ダイナブック dynabook SS S21 分解講座

dynabook SS S21 の分解

このページでは先日ジャンクで入手したdynabookSS S21 12L/2(PPS2112L2J64K)を復活させる為に解体してみようと思います。まだ、「外観は綺麗なのですが、「起動しない」「液晶に割れあり」という理由で安く出品されていました。これもまた「運がよければ、部品交換だけで復活するかもしれない。。。。」と思い、調査してみようと思います。ここではその分解過程を披露します。くれぐれも詳しくない方は真似しないでください。特にSSの作りは凝縮されているので、くみ上げが大変です。

マザーボード取り出し


S21-1 先ほど、本体と電源コードが届いたので、早速分解を行ってみようと思います。思ったより、概観は非常に綺麗です。ただ、これもまた若干重量がSS1600に比べて重い気がしました。 
S21-2 キーボードのテカリも無く、ベゼルも非常に綺麗な状態です。何となく、また水没?という感じがしてきました。ステッカはintel PentiumMのシールが綺麗な状態で貼ってあります。ほとんどかすれていません。
S21-3 まず、裏側のバッテリーを外してみます。PABAS063が装着されていました。
裏面には無線デバイスの型番:PA3459U-1MPC
が明記されていました。
S21-4 電源を繋ぐと、コンセントランプが橙に点滅し、スイッチを入れても何も起動しませんでした。
その点滅も7回の周期で点滅します。。。。しかも7回目が若干長く点灯します。これはM/Bの問題でしょう。
S21-5 キーボード上部の爪に精密機械用のドライバーを入れ、軽く写真のようにえぐってみます。そのカバーの下にネジが2つあるので、それを外します。   
S21-6 今度は裏面のキーボード下にネジが1つあるので、それを外せば、キーボードが外れます。両面テープでしっかりと固定されていますので、分離する時に若干力が必要かもしれません。キーボードが曲がらないように注意してください。
S21-7 ばりっという音をたててキーボードが外れました。水分の浸入痕跡は無いようです。キーボード裏の天板も綺麗です。何となくキーボードだけを新たに交換しているような気がします。もう少し調べてみましょう。
S21-8 こんな感じで綺麗な状態です。
S21-9 キーボードの裏面状態ではこんな感じです。
型番:G83C00046610
S21-10 裏面には増設メモリのスロットがありました。この機種は最大1280MBですので、初期に256MB+増設で1GBをしなければなりません。個人的には2GBまで増やせれば良いですけどね。 
S21-11 残念ながら増設メモリは入っていませんでした(笑)
S21-12 次はHDDです。このモデルは1.8インチの東芝製です。以前、1.8インチは日立製の方が安かったので、それをつけようと思ったことがありました。でも、できませんので、注意してください。  
S21-13 マウンターラバーはつけていないようです。
S21-14 さて、では裏面のB4、B8、S3のネジを外していきます。全てのネジを外さなければなりません。
S21-15 カードバスのところに2つネジがあるので、それを外します。
S21-16 すると、裏面のカバーが「カパッ」と外れます。その時HDDケーブル破損に注意するようにしてください。
S21-17 マザーボードが現れます。 水分が入った痕跡はありません。では、やっぱり、自然故障なのでしょうか?
S21-18 無線カード、チップセット、モデム、LAN、その他のデバイスが現れます。 この機種は1000BASEのLAN対応です。
S21-19 無線基板のカバーに水の痕は無いみたいです。このへんは特に腐食しているなど無く、本当に新品同様です。
S21-20 カードバスを外します。
S21-21 モデムカードを外します
S21-22 CPUファンを外します
S21-22-1 無線カードの型番はこれです
型番:PA3459U-1MPC
部品番号:G86C0001Q410
S21-22-2 モデムカードの型番等はこれです。
部品型番:G86C0001H410
S21-22-3 無線通信のアダプターを外します
S21-22-4 これが外したものです
S21-22-5 これはモデムユニットを外したものです
部品型番:G86C0001H410
S21-22-6 角度を変えて撮ってみました
S21-22-7 PCカードのデバイスはコネクター部を上に上げてケーブルを外してください。 
S21-22-8 こっちの角度の方が見やすいかもしれません
S21-22-9 これが取り外したマザーボードです。

こん感じで分解して部品のチェックをしましたが、特に異常はありませんでした。
恐らくマザーボードの不良と思います。

液晶パネルの交換


S21-24 次に液晶が割れていたので、事前入手していた、S21用の液晶パネル(中古)と交換しようと思います。
液晶画面の淵に四角い黒のシールがかぶせられています。それを精密機器のドライバーで丁寧に取ります。(後から使いますので、注意してください。
S21-25 下の4つ外すと、ヒンジ部分のカバーが外れます。
S21-26 上部のゴム(長方形)を外します。
S21-27 同様に精密機械用のドライバーでネジを外します。
S21-28 全て(11個:正方形っぽいのが6つ、ゴムみたいな長方形っぽいのが6つ)外したら、 フレームが取れます。その時慎重に外さなければ割れるか、曲がるかしますので、注意してください。  
S21-29 フレームが取れた状態になります。
S21-30 まず、インバーターのコネクタを外します。
S21-31 液晶と天板の間のコネクターを外します。
S21-32 すると簡単にパネルが外れました。なんとシャープの液晶を使っているのですね。
型番:LQ121X1LH83
部品番号:G33C00035210
S21-33 これがインバータです。画面が薄暗くなったときによく変えます。
s21_s 液晶の形状はこのようになります。
画像拡大あり
S21-34 こんな感じで交換終了です。後は外したシールを貼りなおしてください。  
S21-35 手前の写真の左上の方が割れているのが分かると思います。

という感じで液晶交換終了です。
自然故障ということであれば、やはりマザーボードをどこかで入手しなければならないのでしょうね。


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